Naoyuki Mertel(なおゆき)wrote :
2010年3月15日の講義記録です。
この日は、第3週で「会話」がテーマです。
「日本語で英語をしゃべる」ということで、日本語を使いながら、英語の組み立てを学びました。
基本的なルールとして、日本語では、主語を省略することが多いのですが、英語では、主語がかかせません。
「わたし」「あなた」「彼」「彼女」なにもなくても、むりやり It を持ってきたりします。
(前回の講義中も、時間やお天気で It が主語の文章が出てきましたね^^)
日本語としては、とても違和感がある文章になりますが、とにかく「主語」を必ず入れて、文章を作ります。
そして、Almondさんから注意点のお話しがありました。
英会話をするにあたって、心構えというか、とても参考になるので、ほぼ引用してご紹介しますね。
ちょっと、注意点をお話してみましょう。
日本人が英語をしゃべると、必ずつっこまれて、
ちょっといやーな気持ちになったりすることもある。
英語のロジックなんです。
日本語は、「あれ」=it をとてもよく使います。
相手が察してくれることを前提に。
it を多用しますが、これ、ネイティブはとてもよく「つっこみ」ます。
it というのは、お互い、何をさしているか、明確に、はっきり、とてもよく、わかってないと使ってはいけない。
あれ、そこにあるだろ、あれとってよ。
これはNG
ほら、あれだからー。
これもNG
英語の場合は、いろんな国の人、文化の人がいるので
当たり前、聞かなくてもわかるだろうことまで
はやのみこみしてはいけない。
先入観でものを言ってはいけない。
そういう前提で、ものごとをはっきりさせようとします。
ぼかして、相手の理解に頼っていると
大変なことになるから
そんな文化の違いもあるんでしょうね。
それからとても具体的!
「それで、どう?」
なあんていうと
相手に色々解釈してもらって、お話をしようとすることができますが
英語だと、具体的に言わなきゃいけない。
たとえば、中国にいったんだよー。
どうだった?
という質問より
天気はどうだった?
町の様子はどうだった?
物価は高い?
そういうふうに、とても具体的になります。
(なおゆき 注:もし自分がいくとしたら、気になるところ・・みたいなのを、聞くと良いのかもしれませんね)
具体的であってはじめて
お互いの関心が共有できて
話がはずむ、という感じなんです。
相手の答えを期待しないで、
まず、自分が自分の関心をさらけ出していく
きびしいなー、と思うときもあります
つかれるなーと思うときも。
いちいち取っ組み合いしているような気がする。
日本人には、そのファジーさがよいのですがねー。
英語にも、アバウトな聞き方はあります。
How was your trip?(旅行どうでしたか?)
It was good.(良かったですよ。)
けれど、それでは、ここで会話が終わってしまう・・・。
あとが続かない。。
なので・・
How was the economy over there?
とか
How was the food?
などのように、聞くことによって、具体的な話ができるようになる。とのこと。
それから、これも、ファジさを認めない英語らしいのですが
5W1H をはっきりさせる
いつ、どこで、誰が、どうした、なぜそうした、
とっても、説明的です。
もうひとつ、これが決定打なんですが
根拠を明確にする。(むずかしいですねー)
わたしは公園に行きました。
なんのために公園にいったのか
どうやって公園にいったのか
そういうことがあとからあとから、つけられるんです
だから、まず、「言い切り」があって
それからあとに、5W1H
それから、根拠がくる
わたしは、ちょっと疲れていて、家にいたくなかったので、外に出て、歩いて、
というふうに、いつまでーも動詞が出てこない日本語とは違って
最初に、わたしは公園に行きました
ちょっと疲れて家の中にいてはきづまりだったし、
すこしからだを動かしたほうがいいし
公園で、散歩している犬をぼーっとみていたかったし、
というのが、英語式
というわけで、英語は、ともかくわけもなく Because を多用します。
これ、Causal Effect といって
因果関係をはっきりさせる。そんな意味なんですが、
英語でいうと、because
それから、as a result ~した結果、こうなった。
論理的に聞こえるけど、ほんとは、日本語と語順が違うだけなんだってところを
慣れていただけるといいと思います。とのこと。
以上のような説明が先立ってありました^^
(これだけでもけっこう時間いきましたw)
それを踏まえて、日本語での練習。
1 主語をはしょらない
2 目的語を入れる
3 結論を先に言う
4 結論を述べただけで終わりにしない
5 理由を述べる
これをルールにして、フロアのみんなに順に、日本語でトレーニングでした^^
けっこう面白かったですよ~w
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MoonCat Cafe 英会話講座は、参加自由、無料にて行っています。
講師は、Almond Andel さんをお迎えしています。
講座の内容は、初心者向けの内容です。
現在は、テキストチャットにて進めています。
講座は回数を重ねていますが、途中参加・その回のみの参加も問題なくOKです。
日時:毎週月曜日 22:00~23:00 (祝日休日の場合はお休み)
場所:MoonCat Cafe (ムーンキャットカフェ , MoonCat Izumo 西海岸)
http://slurl.com/secondlife/MoonCat%20Izumo/50/120/26
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